『「音大卒」は武器になる』 もう読んだ? ②

音大生・音大卒のためのライフスタイルアドバイザー、白鳥さゆりです♪

前回の記事の続きです!

音大生の中では有名本である「『音大卒』は武器になる」について。
元メガバンクの支店長、そして新卒採用の採用決定者、そして、現在は武蔵野音楽大学の就職課に勤められている大内さんが 執筆されています。

前回の記事では、
・著者の大内さんについて
・音大生のスゴさについて
・新卒ブランドの価値
について書きましたよ!

この本を読んだごくごく一部の音大生や音大卒の方々から

「なんか、結局のところ就職をオススメしている本だった・・・」

「演奏家になりたい私には関係ないわ」

というご意見も聞きますが、真っ向から否定させていただきます!笑

 

もちろん就職のメリットについて分かりやすくまとめているチャプターもありますが、

それ以前に、この本の大前提は、そもそも音大卒は音楽以外のことも含めて素晴らしいことをたくさん学んでいる貴重な人材である、というところから始まります。

それを理解した上で、自分の音楽での現在地(レベル)と向き合い、向き合った上でたくさんの選択肢の中からキャリアを選ぼうね。

大学生のときだったら、割と選びたい放題だよ。(その中にはもちろん演奏家もあります。)

その中でも、就職はけっこうオススメだよ。って話ですよ。

たぶん、就職に誘導しているように感じる人は、

まだまだ自分の音楽の現在地とか、将来の進路選択と、向き合えていないんじゃないかなあー。

(現在地が低い、と言っているわけではないですよ。勘違いしないでね。)

 

❑音大生であることの利点

演奏の能力以外に、音大生が持つ一般の大学生にはない能力はたくさんありますが、実際に音楽業界以外で働こうとすると、相手からはどう思われるでしょうか。私自身、学生から「音大生ということで、不利なのでは?」という悩みをよく聞きます。しかしじつは音大生であることは、有利な面もあるのです。

「私には演奏の能力しかないから…しかも、トップレベルではない…」これ、ほとんどの音大生が、思っていることじゃないかな。

でもね、就職するにしても、演奏家として独立するにしても、

大学を卒業して『自立』を目指すには、こんな自己認識では、自己理解が甘すぎて甘すぎて、通用しないんですよ。

私も、大学生時代、全くこれと同じことを思っていました。

当時、就職活動という選択をしたんですが、他の大学の学生がとてもとても優秀に見えて、

もはや雲の上の存在!どうしよう!わたしクズやん!と思って、何度枕を濡らしたことか・・・。

でも、めげずに行動し続けて、行動行動行動行動・・・。

たくさんの人と出会いました。たくさんの人からアドバイスをもらいました。

そうしていくと

「あれ、わたしって、ピアノで学んだことめっちゃ多いし、一般の学生と全然張り合える、もしくは、もっと深みのある経験を語れるやん」

って気づいたわけです。

就職するにしても、演奏家になるにしても、なんにしても、

自分がこれまでの人生経験の中で得たものとか、とっておきの強みとか、そういうことと向き合わないと、自立はできないですよ!

それができていないと、就職活動で不利になるし(これは音大のせいじゃなくて、自分との向き合い不足で発生するからね。)

演奏家としてコンサートを開いても、そこらへんのコンサートとの違いも分からない、

他人から見たらAさんでもBさんでも同じようなコンサートをしているように見えてしまうんですよね。

そもそも、音大生は就職で不利説は、ありえないのです!

自分が「音大生だから就職で不利」って思ってるから、面接官にその気持がバレて、そう思われるだけ。

受け答えに絶対出ますからね。

ちなみにわたしは、就職活動で「なぜピアノ頑張ってきたのに就職するの?」って面接官に聞かれたことすら無いです。

❑真面目になるより魅力的な人間になれ!

社会は、人間同士の付き合いで成り立っています。相手と明るく接することができたり、協同して作業を進められたり、いろいろと経験して話が豊富だったり…。人はそんな人間に魅力を感じます。要は真面目なばかりで人間的な魅力がないと、いい人生は送れないということです。

音大生って真面目なんですよ。

私も、例に漏れず、超絶真面目でした。

ただ、真面目すぎて偏っている、ということも、認識はしていました。

でも、練習したいし、ピアノうまくなりたいし、そもそも真面目から外れる方法が分からなくて、けっこう長い間、ただただ真面目人間でした。

真面目だった高校生時代↓
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昔の私は、早朝(4時台)に起きて大学行って、大学で練習して、レッスン受けて、

すぐに家に帰ってピアノ練習して、近所のスーパーのレジでたまにバイトして、

彼氏と会って、また練習して、休日はもっと練習して、という生活サイクルだった。

真面目ーーーーーーー!!!

※だから、ギャル(=不真面目というイメージだった)になりたい願望が急に湧いてきた時期があって、髪の毛マッキンキンにしてみたり・・・。そんな時期もあったなあ(遠い目w)

ギャルになりたかった時代↓
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結局、真面目=幸せになれる、とは限らないんです。

大真面目だった頃の私は、幸せだったかと言われると、そうではなかった。

若いときって、真面目な大学生より、ちょっと不真面目な大学生の方が、モテたりするじゃないですか。

それが羨ましくて、だからギャルになってみたいなー、と思ったりしてたわけです笑

いや、不真面目になれ、って言っているわけではなくて、

「私は真面目だから、頑張り続けていれば大丈夫。」っていう考え方を持っているのであれば、それは大間違いだよ、って話です。

真面目に音楽と向き合いながらも、音楽以外のことに興味を持ってみたり、

練習をお休みして旅に出てみたり、全然関係ないジャンルの本を読んでみたり、

人に会ってみたりして、幅を広げて欲しいんです。

そうするとね、不思議と、奏でる音楽にも深みが出てきたりするんですよーーー!

結局、人間的な魅力って、音にも現れるんですよね♪

 

❑時代は変化している。現代の音大生は様々な進路で活躍できるチャンスがある!

多くの音大生にとって、この時代の変化はじつは大きなチャンスだと思っています。というのは、これまでは音大生といえば、演奏家か教員か音楽教室の講師になる以外に道は少なく、それ以外ですばらしい能力が発揮できる場がほとんどありませんでした。それが、時代の変化によって、その能力を実社会で自由に発揮できる時代になったからです。

ダイバーシティの重要性が謳われるようになってかなり久しいですが、

少子高齢化に伴った労働人口の減少への対応のために、多様な人材を受け入れ活躍推進することは、どの企業でも最重要テーマとなっています。

私はリクルートで5年間、たくさんの企業様の採用支援に携わってきたわけですが、

「学歴が高くないと!」「男性じゃないと!」「スキル持ってないと!」「コミュ力!」

などなど、細かいピンポイントな要望が多い企業ほど、採用がうまくいっていないんですよね。

一方で、今の時代より好みしすぎると採用が難しくなる、と分かっている企業は、肩書を気にせず採用活動をしています。

なにを隠そう、私の前職のリクルートも、かなり多様な人材を採用していました!

私がリーダーをしていた頃の部下を例にあげると、

元AD、元エステティシャン、元コールセンターのSV、

元うなぎ焼さん、元経理、元学校の先生、などなど、

リクルートの営業をする上では全く関係ない経験の人ばかりでした!かなりの多様性www

 

でも、ちゃんと営業できるんですよーーーーーーーー!

 

こうやって、社会は変わってきています。

就職だけが音大生の進路ではないけど、

就職という選択肢をちゃんと選べる土俵にいることができている、というのも、

現代の音大生だからこそなので、そこも含めてフラットに進路選択をできると良いですよね。

※ちなみに、リクルートとか、音大生にすごい合うと思いますよ笑

 

❑「音大卒は武器になる」を証明していこう!

音大生・音大卒業生のみなさん、いかに、自分が、社会の中で貴重な存在で、活躍すべき人材か、ご理解いただけたでしょうか?

どんな進路を選ぶにしても、演奏を極める中で、千差万別な環境・苦労・挫折・達成などを味わいながら音楽を続けてきたあなただからこそ

奏でられる音楽、届けられる言葉、力を発揮できる環境、があります。

音大卒だけが持つパワーで、社会にたくさんの価値提供を、していきましょう!一緒に!!!!

 

白鳥さゆり

 

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