リクルートで働きながら、コンクールで優勝した話。


こんにちは、白鳥さゆりです♪

 

就職活動中の音大生や、

就職しようか迷っていて決めきれない音大生から必ずいただく質問ナンバーワン!

「就職したら、楽器をする時間なんてないですよね・・・?(;;)」

これについて私の意見をお伝えしたいと思います!

 

音大生が就職という道を選ぶかどうか、というときに、

いちばんブロックになるのが

「就職したら音楽を捨てなきゃいけない!

 毎日◯時間以上練習できない音楽家なんて、

 楽器を演奏する資格、ありっこないもの!」

という考え方。

 

これ、真っ向から否定させていただくわ!

 

そもそも、

音楽を捨てる or 演奏家でフリーランスになる

という、極端な選択肢から選ぶ時点でおかしい。

 

これは、明らかに選択肢がセンス悪すぎるわけです。

 

音大生のセンスについてはこちらの記事を。

「センスのいいひとになってください。」 

 

就職活動したいのに、

悲観的になっている音大生に少しでも希望を持っていただくために

5年前のわたしの事例を少し。

 

わたしは2011年にリクルートキャリア(当時はリクルートエージェント)という企業に

新卒で入社しました。

 

もともと関西に住んでいた私ですが

 ”総合職” での就職だったため、いきなり東京本社の配属になりました!

 

わたしは、就職しても大好きなピアノを辞めるなんて選択肢が思いつかなくて、

配属がどこになろうと、

ぜったいに実家に置いているグランドピアノ(C3)と共に生活する、

と決めていました。

 

と、いうことで、

就職した会社の本社が東京駅前にあるにも関わらず、

池袋より更に北上した練馬区、

「小竹向原」という有楽町線沿いの ”防音マンション” に入居を決めました。

※武蔵野音楽大学がある江古田の近くに住んでいましたー♪

 

 

グランドピアノって解体してクレーンでマンションに搬入するんですよ!笑

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こうして、晴れて、会社から片道40分(!!)の家に、住むことが決まったのです!

 

もう、意地ですよ、意地。

意地でも、ピアノを続けようと思ってましたから。

 

入社してすぐのころは、

はじめての社会人生活が大変すぎて、

化粧する余裕もないぐらいの精神状態で、

あっと言う間に数ヶ月が過ぎて。

 

「あーーーーーこんなに余裕ないなら、

 会社の近くに住むべきだったうぇーーーーん(::)」

と泣きべそかいたこともあったけど。

 

いや、そもそも、わたしピアノと両立するために、

グランドピアノ担いできたわけだよね!?

なにしてんのわたし!

と思って、

その勢いで東京のよく知らないコンクールに応募。

 

あれよあれよと言う間に通過して・・・・

東京国際ピアノコンクール(当時:ペトロフピアノコンクール)にて

なんと優勝しちゃったんです!

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素人の部、じゃなくて、

音大生やプロの音楽家が出る部門にちゃんと出場しましたよ。

証拠w(第18回のとこ。)↓↓

http://www.tiaa-jp.com/nyusyo/peto.html

 

その副賞として、ヨーロッパにあるどこかの音大に

無料で短期留学できる権利、とかも頂いたんだけど

会社員だったから断念したーーーーー今思えばもったいないことしたわ!笑

 

ちなみにリクルートキャリアでは、

毎日9:00〜22:00まで働いていましたし、

私が住んでいたマンションが20:00までしか音を出せなかったので、

コンクールを目指している前半期間は、土日の練習のみ!

 

まあ、根を詰めての練習は慣れっこだったんですが、

自分でもびっくりするぐらい、

音大生時代とは比べ物にならないぐらいの集中力と練習設計力を発揮して。

 

そしてコンクール直前は、

池袋の24時間のスタジオを借りて、

まいにち6:30〜8:30まで練習をしてから会社に出社する、という平日を送っていました。

 

このエピソードからお伝えしたいことは2つで、

① 就職と演奏家は両立できるよ!

② ひたすら楽しんで演奏活動を続けたい
  音大生は就職との両立をオススメするよ!

ということ。

 

①の両立については、

私のエピソードから、”本気出せば” できるってことは分かって頂けるかと。

 

②のオススメする理由としては、

コンクールを目指しているとき、

わたし楽しくて楽しくてしょうがなかったんですよ!

毎日レッドブル飲んで仕事してたけどね笑

 

会社員としてきちんと生計を立てていて

ちゃんと社会に属しているという安心感がありながら、

練習時間を拘束する先生もいなければ、

結果がでなくても悲観的になる必要がない立場だし
(だって趣味みたいなもんじゃん)

それでもって大好きなピアノにこんなに本気に打ち込めて。

こんな幸せな環境、まじで贅沢!と思っていた。

 

だから、あれだけ没頭できたし、

自分でもびっくりするぐらいの集中力を発揮できたんだと思う。

 

それからというもの、

調子に乗ったわたしは、

コンクールの引合いでソロでコンサートに出演したり、

知人からお声がけいただいたコンサートで

ピアノコンツェルト『皇帝』を弾かせていただいたり、

↓ちっこい赤いのがわたし

IMG_2362

週末は恵比寿にあるおしゃれなBARで生演奏させていただいたり。

 

お金のことを気にすることなく、

好きなときに好きな曲を好きなだけ弾く、

という、会社員と演奏家を両立させた生活をしていました。

 

もし、ピアノだけで生計を立てようとしていたら、

「結果を出さなきゃ!」

「お金を稼がなきゃ!」

「弾きたくない曲も弾かなきゃ!」

と邪念ばかりで練習にもここまで集中できなかっただろうし、

集中できない結果、おそらく良い演奏にもつながらないと思うから、

ピアノのことが好きじゃなくなっていたかも知れない。

 

二兎追うものは一兎も得ず、っていうけど、

わたしは

本気で二兎追うからこそ

より自分を成長させることができて

その結果二兎を得られる

と思っています。

 

白鳥さゆり 

 

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